Sewing Book

手芸の記録です。

自分の好きな色、形、素材について

制作する時、自分の好きな色、形、素材などがわかっていた方がより自分らしさを出せると思い、前に書き出してみました。

 

【好きなもの】

色:暖色系

形:楕円、角ばっていない形

糸:ウール、コットン

布:ウール、コーデュロイツイード

木:ウォルナット

灯り:暖色系

柄:チェック

季節:色合いだとクリスマス。

 

例えば、プラスチック、角ばっている形や、ツルツルとした素材は私の制作では使っていません。

ディスプレイをする際は、できれば少しだけ暖色のライトの部屋が理想です。

一覧からもわかる通り、安心できるような色合いが好きです。

 

わたしの今の目標は、どれを見ても自分の作品だとわかるような、オリジナリティを出せることです。

自分の作品は客観的に見れないのでわかりませんが、まだそんなにオリジナルティはないかもしれません。

 

「制作は作品との対話」だと言われたことがありますが、それは作品を作っている自分自身との対話することだと最近感じました。

自分の好きなものを理解していると、目標も達成できるかもしれません。

模索中です。

 

作業の時間帯、制作時間について

まず、作業の時間帯について。

わたしの一番好きな作業の時間帯は、晴れた日の早朝(5時〜9時)です。

この時間帯の太陽光だと作品がかなり見やすいので、制作期間は早寝早起きをすることがあります。

どんなに良いライトで照らしても、太陽光の強さと色味が一番綺麗に見えます。

 

また、早朝の作業には集中力にも関わってきます。

深夜に眠気を我慢して作業するよりも、眠い時には早く寝て、5時くらいに起きて作業する方が心に余裕が出て集中しやすいです。

作業中は珈琲があると心が安定し、集中することができるので、作業の際は必ず珈琲を飲みます。

とはいえ、夜にだらだらお酒を飲みながら作業するのも好きです。

朝の1/10のスピードしか進まないし、よく針で指を刺しますが。。

できれば毎朝早起きして制作したいです。

 

次に、制作時間について。

私の制作物の中で最も時間がかかるのは刺繍です。

一番時間がかかったものは100時間以上かかりました。

 

昔、アクセサリー作りが好きでよく作っていました。

アクセサリー作りは短時間で作り上げることができ、出来上がると自信がつきました。

アクセサリー作りを続けていくと、短時間で作れるものよりも、長時間かかるビーズ刺繍が好きなことがわかり、ビーズ刺繍が中心になりました。

パーツを繋げると作れるピアスは大体が30分以内で作れましたが、物足りなさを感じ、ひとつひとつに時間かけて作る作業が自分には合っていました。

制作時間に限らず、刺繍の方が針を刺す時の力加減などの縫い方で自分らしさを表現することができるので、好きかもしれません。

 

制作が落ち着いた今、文章にしてみると、音楽も、制作も、自分が選ぶものには理由があることがわかりました。

日本ヴォーグ社「ホームソーイング講座」3作品目 ワンハンドルバッグ

3作品目は「ワンハンドルバッグ」です。

前回までの2作品と違って、非常に難しかったです。

やり直しが多かったので、全部で約30時間くらいかかりました。

今回は慎重に作業することや、制作前にレシピを注意深く読むことを学びました。

 

まず最初に型紙を切ります。

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型紙に沿って、表地と裏地を裁断します。

 

裁断時には文鎮を利用します。

文鎮はCohanaの「南部鉄器の文ちん」を使用しています。

ボタンモチーフで色も明るくて可愛くて、使っているとワクワクします。

今回の赤のギンガムチェックの生地に、ピンクのボタンがよくあいます。

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小さいアイテムを作る時はカッターマットも小さいものを利用していましたが、バッグや洋服を作る時は大きいカッターマットが必要です。

 

ハンドル部分には伸び止めテープをアイロンでつけます。

恥ずかしながら、今回の制作で伸び止めテープの存在を初めて知りました。

伸び止めテープは、伸びを止めて形をきれいに保つこと、補強の目的として利用します。

ハンドルのような小さいものをアイロンにかける時は、クロバーのミニアイロンが便利です。

ミシンで作業をする際はかならず近くにアイロン台、アイロンを用意します。

アイロンをこまめにかけると、ミシンで縫うのも楽だし、綺麗に縫うことができます。

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その後、ハンドル部分の表地と裏地を中表にして縫い合わせます。

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ひっくり返すと、ハンドル部分が出来上がりました。

 

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ここまではよかったのですが、問題はこの後です。。

底の部分と繋げる時に2回間違えてしまい、やり直しに相当な時間がかかってしまいました。

やり直しだけで1時間くらいはかかったと思います。

2回目は焦っていたので、ミシンの速度を上げて、布が重なってしまった部分がありました…泣

一旦落ち着いて、速度を一番スローにして再度縫い直し、正しく縫うことができました!

焦ると間違えてしまい更に時間がかかるので、どんな時も慌てないことが重要だと勉強になりました。

 

バッグの形は、物がたくさん入るように底の方が大きくなっています。

ハンドル部分は狭くなっているので、ハンドルに近い部分はギャザーを入れています。

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裏地はギャザーではなくタックです。

タックもやり方を間違えてしまいやり直し…何度も反省。

次第に無くなってくる自信…出来上がるのか心配になりました。
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めげずに続けて、なんとか完成!

最後の口を閉じる部分は手縫いなので安心です。

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出来上がった時は達成感でいっぱいでした!

 

ポイントは上糸と下糸の色を変えたこと。

↓表地は上糸を赤。

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↓裏地は下糸を生成り色。

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それぞれ表地と裏地にあう糸の色を選び縫いました。

 

作品が評価から戻ってきたら、スナップボタンをつけてスーパーに買い物へ行く時に使おうと思います。

刺繍も入れよう!

 

3作品をまとめて、今週末に日本ヴォーグ社へ提出します。

作業中の音楽について

わたしは作業中に音楽を聴いたり、ラジオを聴いたりすることが多いです。

テレビ番組や映画は作業に集中できないので観れません。

 

今年の5月17日(金)より「ボブ・マーリー:ONE LOVE」が公開されるため、先週日曜のJ-WAVEは9時間ボブ・マーリーが続きました。

https://www.j-wave.co.jp/special/tributebm/

 

中でも、グローバーさんと 駐日ジャマイカ大使
H. E. Shorna-Kay Richardsさんが「No Woman, No Cry」を一緒に歌っている時がとても幸せな時間で、思わず一緒に口ずさみたくなりました。

 

作業中に音楽を聴く場合、テンポが重要だなと思っています。

ミシンを使う時はアップテンポだと少し焦ってしまう気ので、レゲエが自分にはちょうどよかったです。

今までレゲエはほとんど聴いたことがなかったですが、新たな良い発見でした。

 

映画も観に行きたいです。

 

 

日本ヴォーグ社「ホームソーイング講座」2作品目 鍋つかみ

2作品目は鍋つかみです。

鍋つかみは最初から最後まで作るのが楽しく、没頭することができました。

この没頭する時間がストレス解消には重要だと、手芸をやっている時に感じます。

 

鍋つかみは、型紙以外の材料を自分で購入し準備する必要があります。

そのため、キルティング(表地)、布(裏地)、バイアステープ、ミシン糸などを手芸店で用意しました。

キルティングの柄は今回もギンガムチェックです。

わたしは80年代ガーリーな色合いが好みなので、パステルブルーのギンガムチェックパステルピンクのバイアステープを購入しました。

 

型紙は紙用のロータリーカッターで切ります。

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キルティングやコットン生地は布用のロータリーカッターで裁断。

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その後は生地の端にバイアステープをつけていきます。

まち針の付け方があっているか心配です。。

通信講座のため、作業中の風景は先生に見てもらえないため、わからない部分は全てYoutubeです。

今はYoutubeさえあれば何でも作れる時代だなぁ。。

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バイアステープをキルティングの色と違う色合いにしたからか、作業中は作品の雰囲気が変わって楽しかったです。

自分の想像していたデザインに近づいてくるたびに面白くなってきます。

 

その後は中表にして端を縫い、ひっくり返します。

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完成です。

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はさみやロータリーカッターは今プラスチック容器に入れていますが、キルティングとバイアステープでケースを作れたらいいなと思いました。

 

次はバッグです。

 

 

 

 

 

日本ヴォーグ社「ホームソーイング講座」 1作目アームピンクッション

1作目はアームピンクッションです。

こちらでは手縫いの勉強を行います。

 

アームピンクッションに使う布はテキストとあわせて入っています。

布はリバーシブルになっており、片面はドット柄、反対はチェックになっています。

わたしはチェックが好きなので、チェック柄を利用。

 

最初に型紙を切り、型紙を利用して布の裁断を行います。

布の裁断の際利用するのは、カッターマット、文鎮、ロータリーカッター。

刺繍の転写時は布が動かないようにセロテープを駆使していましたが、文鎮を使うと生地も紙も重さでしっかりと固定でき、全く動かないので刺繍の転写時にも使うようになりました。

 

ロータリーカッターは布用と紙用を持っています。

細かい部分以外は、ロータリーカッターだと短時間で力も要らず切れるので便利です。

 

↓型紙を切った後

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↓布と厚紙の裁断後はこちら。
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針を刺すピンクッション部分は、ドミット芯、綿、布を利用してクッションになるようにつくっていきます。

綿を入れるとぷっくりして雰囲気が変わり、可愛らしくなります。

余談ですが、わたしはぬいぐるみ作りも趣味で行っており、この綿を入れる瞬間がとても楽しいです。

 

アームピンクッションの底の部分は厚紙を利用します。底は腕の部分と接します。

1枚でも硬い厚紙ですが、重ねることで強度が増します。

 

一番難しかったのは腕のバンドの長さ調整。

ゴムバンドなので少々きつめでも良いですが、ゆるすぎず、キツすぎない長さに調整するのが難しいです。

 

最後はクッション部分と底を縫い合わせますが、柄が合うように調整を行います。

ドット柄だとそこまで関係ないかもしれませんが、チェック柄なのでチェックの線が合うように注意して縫い合わせました。

 

出来上がりはこちら。

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腕にはめてみるとこのようになります。

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刺繍の時にはアームピンクッションは使いませんが、洋服やアイテムを作る時には重宝すると思います。

 

 これは手芸に限ったことではないと思いますが、制作を行う際は、レシピで全体の手順を確認して把握しておくと間違いが少ないように感じました。

 

次回は鍋つかみ。

次回からは、自分で買った布で制作できるので楽しみです。

日本ヴォーグ社「ホームソーイング講座」 始めたきっかけ

初めまして。

私にとって初めてのブログで、緊張しています。

 

ブログのタイトル「Sewing Book」は、私の一番好きなアーティストのStevie Wonderのアルバム「Talking Book」をもじってSewing Bookとしました。

このブログでは、わたしが縫ったもの、編んだものを記録していこうと思います。

 

 

2024年1月の下旬に日本ヴォーグ社の「ホームソーイング講座」を申し込みました、

ここから数回、通信講座の感想を記録します。

まずは通信講座を始めたきっかけから。

 

*きっかけ*

わたしは刺繍が趣味で、平日の隙間時間や、週末に時間を作って取り組んでいます。

そのため、手縫いには抵抗がありませんが、洋服やアイテムを作ったのはほとんど経験がなく、どのように作るか想像つかないことが多いです。

例えば、刺繍した作品をポーチ等の入れ物にしたいと思っても、作った経験がないので作り方がパッと思い浮かびません。

洋服やアイテムを作れるようになるため、基礎から学べる日本ヴォーグ社の通信講座を選びました。

本屋でレシピ本を買ってもいいのですが、第三者に添削をしていただきたいので、通信講座を始めました。

 

*申し込み後*

申し込みから1週間以内に箱が到着。

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テキストブックや型紙、ファブリック帳が入っていました。

おまけとしてLITTLE HOUSEのガラス玉付きまち針も入っていました。

ガラス玉のため、アイロンの高温にも耐えられるそうです。とても便利。
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アームピンクッションのみ、布や台紙などの材料が入っています。ただし、糸や針等は自分で揃える必要があります。

 

 

この通信講座の受講期間は1年間で、標準学習期間は5ヶ月間。(課題作品は全部で6つ)

わたしは2月から始めたので、標準学習期間の最終月は6月。

ブログを書いている今はGW明けの5月の始め。(課題作品6つの内、3つ完成済)

 

 すでにスタートは遅れているけど、、1年間で終えることができれば問題なし!

夏休みの課題を計画的に終えられる人は、本当に尊敬します。

 

次のブログはアームピンクッションの制作について。