3作品目は「ワンハンドルバッグ」です。
前回までの2作品と違って、非常に難しかったです。
やり直しが多かったので、全部で約30時間くらいかかりました。
今回は慎重に作業することや、制作前にレシピを注意深く読むことを学びました。
まず最初に型紙を切ります。
型紙に沿って、表地と裏地を裁断します。
裁断時には文鎮を利用します。
文鎮はCohanaの「南部鉄器の文ちん」を使用しています。
ボタンモチーフで色も明るくて可愛くて、使っているとワクワクします。
今回の赤のギンガムチェックの生地に、ピンクのボタンがよくあいます。
小さいアイテムを作る時はカッターマットも小さいものを利用していましたが、バッグや洋服を作る時は大きいカッターマットが必要です。
ハンドル部分には伸び止めテープをアイロンでつけます。
恥ずかしながら、今回の制作で伸び止めテープの存在を初めて知りました。
伸び止めテープは、伸びを止めて形をきれいに保つこと、補強の目的として利用します。
ハンドルのような小さいものをアイロンにかける時は、クロバーのミニアイロンが便利です。
ミシンで作業をする際はかならず近くにアイロン台、アイロンを用意します。
アイロンをこまめにかけると、ミシンで縫うのも楽だし、綺麗に縫うことができます。
その後、ハンドル部分の表地と裏地を中表にして縫い合わせます。
ひっくり返すと、ハンドル部分が出来上がりました。
ここまではよかったのですが、問題はこの後です。。
底の部分と繋げる時に2回間違えてしまい、やり直しに相当な時間がかかってしまいました。
やり直しだけで1時間くらいはかかったと思います。
2回目は焦っていたので、ミシンの速度を上げて、布が重なってしまった部分がありました…泣
一旦落ち着いて、速度を一番スローにして再度縫い直し、正しく縫うことができました!
焦ると間違えてしまい更に時間がかかるので、どんな時も慌てないことが重要だと勉強になりました。
バッグの形は、物がたくさん入るように底の方が大きくなっています。
ハンドル部分は狭くなっているので、ハンドルに近い部分はギャザーを入れています。
裏地はギャザーではなくタックです。
タックもやり方を間違えてしまいやり直し…何度も反省。
次第に無くなってくる自信…出来上がるのか心配になりました。
めげずに続けて、なんとか完成!
最後の口を閉じる部分は手縫いなので安心です。
出来上がった時は達成感でいっぱいでした!
ポイントは上糸と下糸の色を変えたこと。
↓表地は上糸を赤。
↓裏地は下糸を生成り色。
それぞれ表地と裏地にあう糸の色を選び縫いました。
作品が評価から戻ってきたら、スナップボタンをつけてスーパーに買い物へ行く時に使おうと思います。
刺繍も入れよう!
3作品をまとめて、今週末に日本ヴォーグ社へ提出します。